看護学生が実習に備えたいこと5つを紹介します。実習への不安は、準備することである程度は払拭できます。ではさっそくチェックしましょう!
目次
1.実習させていただく病棟
どの領域別実習かで、実習させていただく病棟が決まりますが、どんな方が入院治療されているのか特徴を調べておきましょう。
たいていは実習初日に受け持ち患者様が決まります。
病棟の特徴をあらかじめ知っておくと、どんな方を受け持つか、発達段階や疾患や検査、治療のイメージが浮かんできます。Googleで検索してください。看護スタッフの紹介を掲載してくれているWEBページもあります。
Google scalarに病院病棟名を入れたら、取り組まれている研究を知ることも出来ます。
2.事前学習
学校の実習担当教員から、事前学習課題レポートなるものが指示されることでしょう。
さっさと書きましょう。書くことで落ち着きます。
すでに書くことが習慣になっている学生さんもあろうかと思いますが、苦手な方も、箇条書きでもいいから書きましょう。
書けば見え方が変わってきます。
3.持ち物
実習に直結するモノ(忘れちゃダメ)
指定ユニフォーム(白衣上下)
ナースシューズ(忘れモノNO.1)
名札
トートバッグ(白または生成り):病棟持込用、A4サイズのものが入るくらいの大きさ
手指消毒ジェル:白衣のベルト部分へのホルダー付き
マスク
実習手帳(A6):角1か所にパンチ穴をあけておく。置き忘れ対策にプラチェーン(ホルダー)をつけておく。
実習ファイル(実習要項や記録用紙など)
行動計画用紙(日々録)と、クリップ付き下敷き(受け持ち同意書にサインをいただくときにも重宝)
筆記用具
髪留めゴム、ピン、ネット(必要に応じて):当然のことながら黒
事前課題学習レポートや参考書、ポケットマニュアルなど
フツーに要るモノ
実習定期 / カバン / スマホ / 化粧ポーチ / 財布 / 弁当とお茶 /歯ブラシ / ハンドクリーム など
私は頭痛薬を必ず持っていきました。
4.アクセス
目的地までのルートと所要時間は、必ず確認しておきたいですね。10分前行動がとれ、朝からいい出だしになりますね。
電車1本逃しても、バスの到着が少々遅延しても、大丈夫なように出発時間決めましょう。
5.リーダーとか役割分担
病棟では1グループ5名前後で実習するのが一般的ですね。前もって役割分担を決めておくとスムーズに実習が進みます。
具体的には、リーダー、サブリーダー、詰所に入った時、誰がグループを代表してご挨拶をするのか、誰が記録をとり纏めて提出するのか、学生カンファレンスの司会、書記といったところですね。
実習するには、ちゃんと食べて、しっかり眠ることが大事
ひとたび実習が始まると、自分の行動計画発表や指導ナースからの質問に答える時などの緊張、患者をはじめ人への気配りなど緊張が続きます。
また、立ってる時間は意外と長い(学生は椅子に座りづらい⤵)のでふくらはぎがむくむことも。ぶっちゃけしんどいです。
帰宅してからは実習記録を書かなくてはなりません。日にもよりますが、看護学生の実習記録って半端ない量です!
単位を取るには4/5出席必須です。体調を崩さず乗り越えるために実習期間中は、
ちゃんと食べてしっかり眠ること、記録は書けることは実習時間内に少しでも多く書いて帰るつもりでいましょう。