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就活|看護師(助産師)で働く

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看護専門3年生(大学4年生)さんの就職活動は、近頃は早いところでは4月からですね。

国家試験対策や看護実習と並行するので、最終学年はとってもたいへんだけど、頑張ってのりきっていただきたいです。

このページでは 外科病棟、ICU、産科(助産師)の 現場のようすを紹介します。就活の参考になると幸いです。

【自己紹介】筆者は看護師としてICU、呼吸器外科病棟、助産師として周産期センターで勤務していました。第2子を出産してからは、看護・助産の教員を、かれこれずーっとやってます(^^) 取得資格は主に高校教諭、看護師、助産師、公認心理師です。

新卒なら、まず病棟看護師!?

カンファレンス

筆者が勤めたのは呼吸器外科の病棟で、主に肺がんや膿胸の手術前後の患者さんを看護していました。回復する期間にケアに携わるので、術後経過が良くなっていく患者さんをみるのは看護師として一番うれしいことです。

挿管チューブが抜管されて、酸素マスクがとれて、ドレンチューブがとれて、創部が乾燥して、呼吸リハが進んで・・・。ときに医療ケアの判断を任されることもあり、大きな責任を伴います。

こんな感じで他の職場よりも多くの時間を患者さんと共有します。退院されるときには、自分ごとのように感じられます。こういうのがやりがいに結びついていました。

もちろん看護はチームで行いますし、病棟看護師には詰所でのたくさんの業務がありますから、職員との人間関係がマズいと、小さなミスが増えたり、ベストな状態で患者さんと向き合えなくなったりします。

申し送りや、器材の安全点検、持続点滴の準備、予定の検査の準備、他科との連携ほかたくさんの業務は、忙しい時ほど支えあわないとスムーズに運べないなという経験は何回もありました。

看護師の仕事は、領域によって特殊性は異なります。どの領域であれ、病棟勤務だと入院患者さんが退院するまで しっかり看護しますので、他の職場よりも ケアのスキルが上がります。

人間関係がキツイとよく言われますが、成長を希望する新卒の方には 病棟からのスタートが良いかもです。

レバウェル看護

高次救急での救急看護師ってどんなんなん?

重症患者さん

某救命救急センターで働いていました。筆者は新卒からの就職で、その年度は30人ほどが同期入職でした。

研修期間3か月はお給料もらいながら勉強させてくれました。救命救急の第一線で働く医師陣からの臨床講義は本格的で、難しいし厳しかったのを覚えています。

配属はICUで、重症患者の中でもわりと軽症な方を受け持ちつつ、救急患者の搬入(オルゴール♪の音楽でアナウンス)があると初療に向かいました。

複数の専門医と初療担当の看護師とともに救急医療にあたるというスタイルでした。ときにOPEにも入り間接介助をし、ICUに入院すると、そのままその勤務帯は受け持って看護し、次の勤務帯に引継ぎをするという流れでした。

転落、交通外傷、火災や爆発による熱傷、溺水など様々な事例がありますが、いずれも急な事故が多く、患者さんには意識低下があり重体なので、ご家族の心中には不安や恐怖があります。ご家族の心情に寄り添うことも大切な役割になります。

救急医療がさらに進んだ昨今は、ドクターヘリで遠方の患者さんを迎えに行き搬入までも救命処置をする体制が整っているのですね、若ければ勤めたいな、と思ったりします。

ジョブデポ看護師

新卒助産師、総合周産期母子医療センターで修業

お産

助産師として働くならまず総合周産期母子医療センターで「修行」すると知識や技術が身につくのは間違いないです。

まず第1に、正常な妊娠、分娩、産褥だけでなく正常から逸脱した妊産婦さんや、ハイリスク妊産婦もケアしていくことで、急変の可能性の予測や緊急時の対応や、また そうならないための、医師との連携や、助産師として何をすべきかがわかってきます。

第2に、分娩介助例数が500例くらいに増え、ベテランになって、次の転職先でゆっくりと助産師の仕事をするということを考えた時に、希望の職場を選びやすいからです。

職能に期待されるし、もちろん期待に応えられるでしょう。

ローリスクの範囲や自分のできる範囲を見極めて開業もできるでしょう。

助産師はローリスク妊産婦・新生児が扱える範疇ですがハイリスクがわからないとローリスクをちゃんと見ることはできません。

分娩技術というものは、数多くいろんな症例に向きあったからこそ上達します。妊産婦さんにとって安心できる、安全な技術を提供することは、とてもやりがいのあるお仕事だと思います。

総合周産期母子医療センターは、設置数はそう多くはないので就職難かもしれませんが、トライされてみるといいと思います。



まとめ

お茶と和菓子

筆者の看護師、助産師の職歴から3つ、職場のイメージと、経験して思うことを紹介させていただきました。就活頑張ってください。

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  • この記事を書いた人

かなてぃ

いのちを育む者ひと、傷んだ人をケアするひとを愛してやまない かなてぃ です。それを学ぶ人、働く人を絶対的に応援してます!関心事は、女性こころとからだの健康。女性ホルモンの エストロゲンは 50歳で 消えていくわ。同時に仕事も足腰つらくなっていくし。それでも楽しく看護師していたいね。皆様がんばりましょう。

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