<この記事でわかること>
この記事を読むことで、准看護師の資格がとれる学校はまだまだあること、ある程度年齢いってても間に合うことがわかります。
【自己紹介】筆者は看護師としてICU、呼吸器外科病棟、助産師として周産期センターで勤務していました。第2子を出産してからは、看護・助産の教員を、かれこれずーっとやってます(^^) 取得資格は主に高校教諭、看護師、助産師、公認心理師です。 |
准看護師免許をとりたい方、多少年齢いってても、准看護師ならとれるかな?と思っているという方はいらっしゃると思います。
下記は、あるアラフォーAさんが話してくれた内容です。
准看の資格をとろうと思ったきっかけ
「看護師は3年間か4年間、学生しないといけないが、准看なら2年でとれるのか・・・」
Aさんははアラフォーで会社を辞めた人です。
看護職に就きたいと思った理由を語ってくれました。
「私は会社を辞めた後、しばらくは自由な時間を楽しんでいましたのですが、しだいに 将来に不安を感じるようになりました。
私は何の資格も持っていなかったし、経験した仕事もやりがいのないものばかりでした。
自分の人生に価値があるのだろうかと思うことがありました。
そんなとき、私は友人から准看護師の勉強をしていることを聞きました。
友人は私と同じくアラフォーで、子育てをしながら会社勤めもしていたのですが、会社を辞めて准看の学校を受験し、看護学生で頑張っているんだと。
友人は、准看護師の資格を取ることで、収入がが上がり、人の役に立つ仕事ができることにも満足できると考えてたのだそうです。
友人は久しぶりの勉強が大変だと言っていました。椅子に長時間座るのもお尻や足がしんどいとも(笑)。でも、やりがいを感じていると。
私は友人の話を聞いて、自分も准看護師になってみたいと思うようになりました。」
入学、そして無事に准看護師課程を修了しました
「インターネットで、准看護師の勉強方法や受験情報を調べました。
准看護師になるには、2年間の専門学校に通って資格試験に合格する必要があります。
学費や生活費もかかりますし、年齢的にも不利かも…と思いましたが、
友人に触発されて、やってみようと決めました。
そして専門学校の入学試験を受け、合格できたので、貯金を使って入学しました。
専門学校では、若い学生たちと一緒に勉強しました。最初は年齢差や雰囲気に戸惑いましたが、先生やクラスメートから助けてもらいながら頑張りました。
学び舎とはいいものですね。
医学や看護学の知識を座学で学ぶだけでなく、学内での技術演習のあと、臨床実習で実際に患者さんの援助をさせていただきました。
そこで私は、准看護師として人の命や健康を支えることの重みや喜びを感じました。
2年間学び、私は無事に試験に合格、免許をいただき、准看護師として働くことができるようになりました。
私は現在、地域医療に携わる病院で働いています。仕事は大変ですが、患者さんや同僚から感謝されることがあります。
現在は自分の仕事に誇りを持てて、結構いい感じです。准看護師になることができて、違う人生が始まって、ワクワクしています」
奨学金、准看護師養成校のこと
准看護師養成校は全国に 181校あり、
看護助手をしながら通学する場合、36か所もの病院に奨学金制度があるんです。
契約した病院に卒業後の一定期間就職するというのが
奨学金を受ける条件になっているのが一般的です。
(参考サイト:日本准看護師協議会 https://www.junkankyo.com/)
看護学生向けの看護助手のバイトもたくさんあります。
『インディード』や『バイトル』に結構あったりします。
以上、Aさんの体験談と准看護師学校の探し方を紹介しました。
でわまた。