この記事はこんな人にオススメ
赤ちゃんが好き‼
現在高校生または看護学生で、
産科領域に興味がある‼
★Contents★ |
1.助産師とは |
2.助産師になるためのコスト |
3.助産師の給料 |
4.助産師のメリットとデメリット |
1.助産師とは
助産師とは、厚生労働大臣の免許を受けて、助産または、妊婦、じよく婦若しくは新生児の保健指導を行うことを業とする女子をいう。【保健師助産師看護師法第3条】
厚生労働大臣の免許を受ける
★毎年2月に助産師国家試験が実施されています。
助産または、妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導
★助産(分娩介助)
お産に寄り添い、また、赤ちゃんをとり上げます。
病院ではお医者さん、看護師さんなど産科スタッフとチームで取り組みます。
★妊婦、じょく婦若しくは新生児の保健指導
妊娠期においては、助産師は妊婦さんが、妊婦さん自身の健康を維持しながら、胎児を育み、臨月には正常に出産を終えることが出来るようにはたらきかけていきます。
産後は、じょく婦(お産を終えて間もない女性)と新生児の体調管理や、母乳育児の介助や指導、保健指導をします。
じょく婦と新生児の、退院後に備えたアドバイスも行います。産後の肥立ちが悪くならないよう生活面での動静や栄養面のこと、乳房管理のことも指導します。
2.助産師になる方法とコスパ
✔ 看護師免許取得は必須条件
① 看護師免許を取得してから助産師課程の学校にすすむ
大学卒の場合
助産師専門学校(修業1年)、あるいは、短大・大学の助産学専攻科(修業1年)に入学して学び、国家試験受験資格を得ます。
ほかに、大学院(修業2年)に入学して学び、国家試験受験資格を得ます。
短大卒の場合
助産師専門学校(修業1年)、あるいは、短大の助産学専攻科(修業1年)に入学して学び、国家試験受験資格を得ます。
専門学校卒の場合
助産師専門学校(修業1年)に入学して学びます。
あるいは、卒業する(した)専門学校の、修得単位が大学の単位との互換性が認められる場合は、短大の助産学専攻科に入学し学べます。
② 看護師免許と助産師免許を同時に取得して助産師を選ぶ
看護学科の中に3または4年次に助産師課程を専攻できる大学である場合がこれにあたります。
ただし、数名枠であることが多く、希望者は学内における助産師コース選抜試験に合格する必要があるでしょう。
また、看護師と助産師、2つの国家試験を受験することになります。
助産師国家試験は合格し看護師国家試験に不合格である場合、免許を受けることはできません。
✔ いくらかかるんだ?
1年間の学費は、43.1万円~175万円と様々です。
①専門学校の場合
★★★コスパ最強3校★★★
1.倉吉総合看護円問学校助産学科 43.1万円
場所:鳥取県倉吉市
最寄り駅:倉吉駅
2.兵庫県立総合衛生学院助産学科 48.8万円
場所:兵庫県神戸市長田区
最寄り駅:鷹取駅
3.北海道立旭川高等看護学院助産学科 69.6万円
場所:北海道旭川市
最寄り駅:西御料駅
②大学助産師課程・短大助産専攻科の場合
国公立大学助産師課程・短大助産専攻科:62.5万円/年
【250万円(看護含め4年間)】
私立大学助産師課程・短大専攻科:112.5~175万円/年
【450~700万円(看護含め4年間)】
3.助産師の給料
1.人事院「国家公務員給与等実態調査」職種別より
国家公務員として働く看護職の平均給料は 555万円/年
(46.7歳、経験22年)
2.大手サイトAの独自の調査(調査対象18名)より
助産師の平均給料は 400~500万円/年(平均年齢31歳)
3.大手サイトBの調査(調査対象118名)
助産師の平均給料は 531万円/年で、その幅は
359万円(24歳、経験1年)~ 822万(46歳、経験23年)
4.助産師のメリットとデメリット
①メリット(なってよかった!!)
安定している
出産に立ち会うのでやりがいがある
ありがとうと言ってもらえる
新しい生命の誕生という幸せな時間をご家族と分かち合える
分娩手当がある
フリーになって開業できる
女性の生涯にわたって援助できる
・・・・・など。
②デメリット(これはつらい!!)
看護師資格の10倍しんどい
夜勤が多い
緊急呼び出しがある
労働時間が長い(時間外勤務が多い)
中絶や死産に立ち会うのは辛い
訴訟のリスクがある
・・・・・など。
以上、ここまで読んでくださってありがとうございました!