目次
1 看護師国家試験受験の概要
1.1 試験日・試験地
例年8月ごろ厚労省HPにて発表があるのでチェックしてね。https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/kangoshi/
1.2 試験科目、範囲が広い
人体の構造と機能 疾病の成り立ちと回復の促進 健康支援と社会保障制度 基礎看護学 成人看護学 老年看護学 小児看護学 母性看護学 精神看護学 在宅看護論及び看護の統合と実践 の範囲から出題されます。
1.3 優秀な看護学生だけを選抜する試験ではない
他の国家資格で9割以上が合格する試験はおそらくないので、試験の難易度や合格点から、看護師国家試験は、”優秀な看護学生看護学生だけを選抜する”という試験ではないです。
✔難易度
合格率でみる➡第111回 国試 91.3%
(新卒生の合格率が高かった 96.5%)
✔合格点
合格点は、おおむね、160~170点
(得点率70%弱)
1.4 足きりはどこ?
試験問題の構成は、必修問題、一般問題、状況設定問題から成ります。
試験の合格基準は、必修問題8割以上、かつ、 合計点数7割以上(年によって変動あり)
です。
①必修問題 50問 1点×50問=50点
*8割正解することが必須 ➡ 40点 以上とれないと不合格になります。
②一般問題 130問 1点×130=130点
③状況設定問題 60問 2点×60=120点
*①+②+③=300点(満点)のうちの、 160 ~170点 以上とれないと不合格になります。
2 知識が定着するよう学習計画をたてる
さて、通信制の看護学生は、2年次に実習をこなしてから国家試験を受験することになる。よって、1年生の間に必修問題を8割正解するという基準を満たすことを目指していこう。
とはいえ、この必修問題が苦手のようです。8割以上確保という基準、とれるかどうか確かに不安ですよね。
勤務しているというのもあって 臨床的な問題は解きやすいのだけど、国試の必修問題がボーダーラインに届かずおちる、っていうのが不合格者のあるあるだったりします。
1年生のうちに、必修問題対策としてきちんと知識の定着をはかっておくと、あとあと ラク です。
2.1 国試攻略アプリ、攻略本で、3周解く
✔アプリ
看護roo、看護クエスチョン・バンク(QB)、ナースタなどのアプリを活用するのはアリだと思います。
*無料のアプリを何周もこなす(例えば看護rooは3700問もあります、ググってみてください)。
✔攻略本
①赤本・黒本 (さわ研究所出版)4月現在、2023年版が申込受付中らしいです。
赤➡必修問題がまとまっていて、過去問ありなので、1年次にもってこいかもです。
黒➡一般問題と状況設定問題
②看護クエスチョン・バンク(QB)
2.2 まとめノートづくり
なんせ、範囲が広いので、まとめノート作成は時間がかかりますよね。しかしながら、書くことで記憶に残りやすいので効率よくとりくむのが良き。
まずは、必修問題に絞って、それの苦手だったところをまとめるといいとおもいます。内容が詰まってくると受験の日に大いに助かります。試験前の待ち時間に見直すだけで、ドキドキが抑まり、安心できます。
2.3 具体的にどうする?「学習計画」
✔「必修問題」中心に取り組んで、不安を払拭
・スキマ時間を活用する。
・平常のレポート課題等とのバランスを考慮する。
・せっかくの記憶をなくさないために、翌日サクッと音読する。
✔年間カレンダーのページに、ざっくりと取り組む問題番号またはページを分配する(問題番号を書くだけ)。
☆彡必修問題50問×過去5年分=250問
驚かなくてよい、1年は365日あります。
1日に2問ずつ 回答しても 125日で、ほぼ3周できる!
2週目は1周目よりもラクですし、3周目は2周目よりもラクで知識は定着する。
コツコツまとめノートを記しておき、反復していくのがいいですね。
✔どうしても取り組めなかった日は、飛ばしてよい、2周目があるから、ぐらいの、
ゆったりした気持ちでつみあげていく。
2.4 マインド
なりたい自分になる! 備えあれば大丈夫!
言葉にすることって大切で、実現への近道(大脳がそうしてくれる)です。
まとめ
・1年生のうちに「必修」に取り組み、不安を取り除く
・対策本を1冊手元に置き、余裕もったスケジュールで取り組んでいく
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。ではまたきてください。